2023年6月末に、207のValuesガイドラインをアップデートしました。
なぜアップデートを行ったか
推奨行動は組織や事業のフェーズにあわせて変わるものですが、これまでは見直しの場がありませんでした。
Values体現は、ミッション実現のための手段のひとつ。より納得感を上げ、日々の行動をよりよくし、ミッション実現に少しでも早く近づくために見直しを行いました。
推奨行動とはどんな位置付けのものか
- 前提として、会社の「ルール」ではないので、推奨行動を行わなくても罰則があるわけではありません。
- トップダウン的に与えられたものをやる「ルール」と異なり、「推奨行動」は双方向のイメージです。今回推奨行動をアップデートしましたが、メンバーからの提案は歓迎ですし、意見交換の余地は常にあります。今後も継続的にアップデートする想定です。
- 向上委員会のときにだけ意識するものではなく、日常的な行動変容に活かす位置付けのものです。そのためには納得感も大切なので、その点も今回のアップデートで意識しました。
前提
207におけるすべての行動や意思決定の軸は「事業成長から逆算する」ことです。
Slackや議事録、会議の録画などで気になった内容をフォローアップし、事業や経営の情報を自ら取りに行き、事業成長につながる動きをしましょう。
さらに、それぞれのValueの前提として理解いただきたい点は次の通りです。
Be Professional
自分が求められていることは当たり前にパフォーマンスを出す。それができている前提で、周辺領域に広げていく。
Be Open
オープンにすることを徹底する。ひとつのクローズドになると、その周辺の情報や感情まで隠れてしまう。(すぐに情報を公開することが難しい場合でも、最終的には情報を公開するという意識が重要)
Be Sincere
信頼しあえる仲間でありたいが、「仲良しグループ」を作りたいわけではない。ミッション達成・事業成長のための自己開示・相互尊重である。
Values推奨行動ガイドライン
※推奨行動の例・NG行動の例は、適宜ディスカッションして入れていってください。
Values | Values基準 | 推奨行動 | 説明 | 推奨行動の例 | NG行動の例 | 質問、気になる観点 |
---|---|---|---|---|---|---|
Be Professional | 期待値以上のアウトプット | 「スピード」「質」「関わる範囲」「提案」において相手の想像や期待値を超えたアウトプットをしよう。 | ・自ら業界の情報をインプットして、新しい視点で事業の提案をする ・依頼者が想像する10倍の速さでアウトプットをする ・1日のアポイントの成約率を100%にする | |||
Be Professional | 期待値以上のアウトプット | 日々、業務をされたときには、何を期待されているか、締め切り・アウトプットイメージ・目的などをすりあわせよう。 | ※Slackのキャプチャなどがあれば貼る | プロフェッショナルなコンサルがよくやる期待値ギャップをあえて作りにいく悪質な方のアクションは抑制出来るといいなと思うがbe sincereで抑制しきれるか。。なにか補足出来るような実例を考えたい by @KagawaSemba | ||
Be Professional | 有言実行 | 決まったことに対して手を止めず、走り続けて達成しよう。 また、「有言実行」は、宣言することから始まる。「いつまでに何をやるか」を明確にして共有し、確実に有言実行しよう。 | ||||
Be Open | 自律駆動 | 自律駆動の体現で重要なのは、会社の主語を「自分」にすること。事業から逆算して、待ちの姿勢ではなく主体的に仕事を創ろう。 | ||||
Be Open | 情報の透明性 | 自分の中で考えているだけでは成果につながらない。常にアウトプットを出している状態にしよう。 進捗や考えていること、困りごとをtimesなどで積極的に共有しよう。 | 思考中のものも含めて、自分の業務内容、やろうとしていること、ふりかえり、エラーが起きた際のリカバリーなどを言語化して可視化する。 | 「2週間自分の頭の中で考えていました」で何も共有がない状態では、成果にはならない。 | ||
Be Open | 情報の透明性 | フルリモートワークの基本は情報の透明性。ガイドラインに沿った行動が、Be Openにつながる。 | ||||
Be Sincere | 自己開示相互尊重 | 適切なフィードバックは健全な議論を生む。健全な議論がよりよい仕事と成果につながる。 また、批判・否定ではなく「だからどうする」という代替案をあわせて伝えよう。 | ||||
Be Sincere | 自己開示相互尊重 | フィードバックを受ける姿勢が、フィードバックがし易いカルチャーを作る。 フィードバックしてくれた相手を尊重して、感謝の気持ちを述べよう。 | ||||
Be Sincere | 相互尊重 | メンバー同士の信頼関係を築くには、鍋会のような密度の濃い場が大切。Fika Timeは日常的なコミュニケーションを重ね、フィードバックしやすい関係性の土壌づくりにつながる。積極的に参加しよう。 |
クローズド情報の定義
下記以外のすべての情報をオープンにしていきます。
情報の内容 | 公開範囲 | 備考 |
正社員の給与情報 | 高柳 | 給与に関わる特定情報 |
業務委託の報酬情報 | 正社員 | |
採用候補者の個人情報 | 人事採用に関わるメンバー | 現在は正社員メンバー+人事 |
各個人の個人情報 | 高柳+corporateメンバー | ・従業員の住所・電話番号等の個人が特定できる情報
・健康診断結果に係る情報 |
ID/PASS | 管理者・本人 | 1passwordを発行していないメンバーが対象 |
お祝い等サプライズ情報 | サプライズする側 | DMやグループチャットで行う |
更新履歴
更新:2023年6月28日
- 推奨行動を刷新し、各ガイドラインを1ページにまとめて更新
公開:2022年8月24日
- 「Be Professional」「Be Open」「Be Sincere」各ガイドラインを公開 バックナンバー (アーカイブ版)「Be Professional」ガイドライン (アーカイブ版)「Be open」ガイドライン (アーカイブ版)「Be Sincere」ガイドライン